記念切手の買取の相場はどのぐらいなのでしょうか?
東京都内の数軒の金券ショップや切手買取専門店で提示された金額は、大体、以下のような数字です。
ざっくりとした相場観ですが、大まかな参考にしてください。
記念切手の種類と額面 | 額面に対する換金率の相場 |
---|---|
バラ 50円以上 | 40%~50% |
バラ 50円未満 | 30%~50% |
シート 50円以上 | 70%~80% |
シート 50円未満 | 60%~70% |
小型シート | 50%~60% |
バラとはシートから切り離したバラバラの状態のもので、小型シートとは、お年玉切手などの3枚一組の小型のシートのことです。
店舗の方針や地域などによっては、これ以上やこれ以下の相場の場合もあるかもしれませんが、参考程度にはなるかと思います。
ちなみに、普通切手については、金券ショップでは記念切手よりも若干相場が高めのような感想をもちました。
郵便での需要もあり、よく売れるからということもあるのかもしれません。
話は変わりますが、2020年の東京オリンピックの開催が決定してから、前回開催された1964年の東京オリンピック時に発売された記念硬貨や記念切手がよく売れるようになってきたというような記事を新聞で見かけました。
非常にタイムリーな話題だったので、さっそくストックブックを探してみました。
ありました!
小型シートで全6種類!
東京オリンピックの招致も決まり、さぞや買取の相場も上がってきているに違いないと意気込んで、専門店に持ち込んだ際に、真っ先に査定してもらったのですが、結果は通常の小型シートの相場通り、額面の60%前後。
中には、バラ扱いのところもあり、バラの相場と同じく40%~50%というところもありました。
聞いてみると、今のところ、東京オリンピックの影響はほとんどないということで冷ややかな対応でした。
今後、2020年の東京オリンピックの開催に向け、気運が上昇するにつれ、切手買取の相場も多少上がってくるのではないかという淡い期待を胸に、この東京オリンピックのシートは相場が上がるまでとりあえず持っておこうと思います。